セリングリミットとは?なぜあるのか
セリングリミットとは、月あたりに出品できる「品数」と「合計金額」の上限のこと。新規セラーには通常10品/$500が割り当てられます。
「少なすぎる!」と感じるかもしれませんが、これは嫌がらせではなく、詐欺アカウントからバイヤーを守り、新人セラーが事故を起こす前に運営に慣れてもらうための仕組みです。裏を返せば、「信頼を示せば枠は増える」ということ。実際、実績を積んだセラーのリミットは数百品・数万ドル単位まで広がっていきます。
自分の現在のリミットは、Seller Hubの「Overview」にある「Monthly limits」でいつでも確認できます。
リミットアップの方法:今の主役は「自動」
- ① 自動リミットアップ(主役):eBayが販売実績・アカウント健全性を見て自動で増枠。倍率の上限がなく、実績次第で最短2週間程度の間隔で上がった報告も。英語力不要
- ② Seller Hubから申請:Seller HubのOverviewタブにある「Monthly limits」から「Request to list more」で申請。初出品から30日経過が目安。依頼は3〜4週間に1度のペースで、却下されても翌月再挑戦できる
- ③ eBayジャパン販売サポート経由の申請(日本セラーの強み):アカウント開設の記事でも触れたとおり、日本セラーはeBayジャパン販売サポート(現在の窓口は日本語サポートサイト「セラーポータル」)に登録した上でリミットアップ申請ができる。日本語で相談でき、審査に通れば大きく増枠される可能性もあるので、登録は必須レベル
- ④ 電話・チャット交渉:かつての王道だが現在はほぼ停止中。情報としては知っておく程度でOK
増枠される人・されない人の差
同じ30日でも、スルスル増える人となかなか増えない人がいます。差がつくのは次のポイントです。
- ① 枠を「質の高い出品」で使い切る:10品の枠を余らせない。売れる見込みのある商品でしっかり埋める
- ② 売って、すぐ発送する:ハンドリングタイム内の発送、追跡番号のアップロードを徹底
- ③ 事故を起こさない:在庫切れキャンセル・未発送・対応放置はアカウント評価に直撃し、増枠が止まる
- ④ 評価をためる:最初の30日は利益より「取引を完了させて評価をもらう」ことを優先
申請時には、扱う商品・仕入れ先・在庫状況・発送方法・追跡番号の有無などを聞かれることがあります。「聞かれて即答できる運営」をしていれば、恐れることはありません。
最初の3ヶ月のリミット戦略
- 10品の枠を使い切っているか?(余らせていないか)
- 販売した商品を期限内に発送し、追跡番号を入れているか?
- キャンセル・未解決ケースがゼロか?
- 初出品から30日経過したか?
- 扱う商品・仕入れ先を英語で説明できる準備があるか?
枠は「もらう」ものではなく「育てる」もの
セリングリミットは、新人セラーの壁であると同時に、正しく運営していることの証明書でもあります。最初の10品を丁寧に売り切ることから始めましょう。
最初の枠を埋める商品の見つけ方は「自宅から始めるeBayリサーチ」、SOLDを積む戦略は「eBay SOLD積み上げ戦略」をどうぞ。